保険アドバイザーのブログ

損害保険、生命保険に関するお役立ち情報を配信します。

自動車保険選びのポイント

◾️自動車保険選びのポイント

 

自動車保険を選ぶ際には、以下の2つの重要ポイントを考慮することが大切です。

 

自動車保険の使用目的と使用頻度の考慮

自動車保険を選ぶにあたり、使用目的と同じくらい使用頻度も考慮する必要があります。例えば、月に14日以下で通勤や業務に車を利用する場合は、日常レジャー使用を選択できる可能性があります。(保険会社によって異なるため要確認)

 

自動車保険の年齢条件と同居人の影響

自動車保険には年齢条件が設けられていることが多く、特に若いドライバーや高齢者に対しては保険料が高くなる傾向があります。保険の年齢条件は契約者やその同居人の年齢に基づいて決定されるため、別居している家族が運転する場合は、その家族の年齢に関わらず、保険の適用を受けることができます。この点を理解し、家族構成に合わせた適切な保険を選ぶことが重要です。

 

以上のポイントを踏まえ、

自動車保険を選ぶ際には、自分のライフスタイルや家族構成を考慮し、最適な保険を選ぶことが大切です。ただし、具体的な保険内容や料金は保険会社によって異なるため、複数の保険会社のプランを比較検討することをお勧めします。

 

無駄な保険料を支払わずに済むだけでなく、万が一の事故に備えて適切な補償を得るため、慎重に、そして賢く選びましょう。

自動車保険の多数割引制度の特徴とメリット

◾️自動車保険の多数割引制度の特徴とメリット

 

自動車保険の多数割引とは、複数の車を同じ保険会社で契約することで保険料が安くなる制度です。多数割引には、『ノンフリート多数割引』と『フリート多数割引』の2種類があります。この記事では、それぞれの特徴やメリット、デメリットを紹介します。

 

『ノンフリート多数割引』とは、2台以上の車を1つの保険証券で契約する場合に適用される割引です。記名被保険者は、保険契約者、その配偶者、または同居の親族であればOKです。台数に応じて、3%から6%の割引率が適用されます1。ノンフリート多数割引のメリットは、保険料が安くなるだけでなく、保険証券や更新手続きが1つで済むことです。デメリットは、同じ保険会社で契約しなければならないことや、契約期間中の台数の増減によって割引率が変わらないことです。

 

『フリート多数割引』とは、10台以上の車を1つの保険証券で契約する場合に適用される割引です。記名被保険者は、保険契約者であれば誰でもOKです。一律で5%の割引率が適用されます2。フリート多数割引のメリットは、保険料が安くなることや、記名被保険者の制限がないことです。デメリットは、10台以上の車を所有していることが条件であることや、同じ保険会社で契約しなければならないことです。

 

多数割引は、複数の車を持っている方にとってお得な制度ですが、必ずしも最安値の保険料になるとは限りません。保険会社によって、補償内容やサービス、割引制度などが異なりますので、自分のニーズに合った保険を選ぶことが大切です。自動車保険の比較は、[一括見積もりサービス]などを利用すると便利です。自分の条件に合った保険会社やプランを簡単に探すことができます。多数割引だけでなく、他の割引制度やキャンペーンもチェックして、自動車保険の見直しをしてみましょう。

 

 

個人賠償責任保険の補償範囲

◾️個人賠償責任保険の補償範囲

 

個人賠償責任保険では『他人から借りたものは対象外』ということはご存知でしょうか?

 

個人賠償責任保険は、他人に対し損害を与えた場合に、その賠償責任を補償してくれる保険です。例えば、自転車で歩行者にぶつかってケガをさせたり、子供が友達の家で壁紙を破ったりした場合などに、保険金が支払われます。

 

しかし、個人賠償責任保険には、補償されないケースもあります。その一つが、他人から借りたものに関する損害です。例えば、友達から借りた本を水に濡らしてしまったり、レンタルしたDVDを紛失したりした場合、保険金は出ません。

 

他人から借りたものは、借りている間は自分の財産とみなされるため、その損害は補償対象外になります。基本的に個人賠償責任保険は、他人の財産に対する損害を補償するものであり、自分の財産に対する損害を補償するものではないからです。

 

もちろん、他人から借りたものに関する損害を補償する保険もあります。それが、借家人賠償責任保険借用物損害補償特約です。借家人賠償責任保険は、賃貸物件の借用戸室や設備に対する損害を補償する保険で、借用物損害補償特約は、個人賠償責任保険に付加することで、他人から借りたものに対する損害を補償する特約です。これらの保険を加入することで、他人から借りたものに関するトラブルを防ぐことができます。

 

個人賠償責任保険は、日常生活で起こりうる様々な事故に備えるために、とても役立つ保険です。しかし、保険の内容や補償の範囲をよく理解しておくことが大切です。他人から借りたものに関する損害は、個人賠償責任保険では対象にならないことを覚えておきましょう。

 

 

セカンドオピニオンの重要性

◾️セカンドオピニオンの重要性

 

生命保険や損害保険には、多くの方が加入していると思いますが、その中には、「同じ保険会社の保険を複数契約している」「同じ保険代理店の保険を複数契約している」という方もいらっしゃるでしょう。  

 

しかし、それは必ずしも良いこととは限りません。

なぜなら、保険商品は保険会社によって、保障内容や保険料が違うことがあるからです。また、保険代理店は扱える保険会社に制限があることが多いからです。つまり、自分にとって最適な保険商品を選んでいるとは言えないかもしれません。

 

そこで、セカンドオピニオンを活用することをおすすめします。

セカンドオピニオンとは、普段の担当者とは違う担当者に、保険の提案をしてもらうことです。   無料診断などで問題ありません。別の担当者からの提案を聞くことで、自分の保険の状況や、他の保険会社の商品について、新しい知識や気付きを得ることができます。  

 

保険は自分の人生や家族の安全を守るための大切なものです。

セカンドオピニオンを利用して、保険の見直しをしてみましょう。

 

 

便利でお得!自動車保険と自転車保険の組み合わせ

◾️便利でお得!自動車保険と自転車保険の組み合わせ

 

自転車に乗る方は、自転車保険に加入していますか?

 

自転車保険とは、自転車で起こした事故やケガに対する保障を提供する保険です。 自転車保険には、単体で加入できるものと、既に加入している損害保険に特約で付けられるものがあります。  

 

特に、自動車保険と自転車保険の組み合わせは、お得で便利な方法です。

自動車保険には、人身傷害保険や個人賠償責任保険という特約があります。

保険会社によっては、特約の名称が違う場合があります。

 

 ・人身傷害保険は自転車で走っているときに、転んだりぶつかったりして

  ケガをした場合に治療費や休業損害などの保障を受けられます。  

 

 ・個人賠償責任保険は自転車で事故を起こして、相手にケガをさせたり

  物を壊したりした場合に法律上の損害賠償責任を負担してくれます。

  

これらの特約は、自転車保険の主な保障内容と同じです。

つまり、自動車保険に特約で自転車保険を付けると、自転車でのトラブルにも対応できるのです。   自動車保険に特約で自転車保険を付けるメリットは、以下のとおりです。

 

 ①単体の自転車保険に比べて、保険料が安くなる可能性がある。

 ②自動車保険と同じ満期や更新手続きで管理できるので、手間が省ける。

 

なお、自動車保険以外の損害保険にも、個人賠償責任保険の特約を付けることができます。 例えば、火災保険や傷害保険などです。 ただし、人身傷害保険の特約は、自動車保険にしかありません。 自分のケガにも保障を受けたい場合は、自動車保険に特約で自転車保険を付けるのがおすすめです。  

 

もしも、保険料をできるだけ安くしたい場合は、 個人賠償責任保険の特約だけを付けるという選択肢もあります。 しかし、その場合は、自分のケガには保障がありませんので注意してください。

 

 

 

生命保険の見直しの重要性

◾️生命保険の見直しの重要性

 

皆さんは、現在加入している生命保険の契約内容を把握していますか?

 

損害保険なら、1年~5年で更新する際に、契約内容や新しいプランをチェックすることができますが、 生命保険は一生涯保障の場合や、払込期間が65歳までの場合など、長期間にわたって契約内容を見直す機会が少ないかもしれません。

※10年更新の場合もありますが、それでも期間が長いですよね。

 

生命保険も、損害保険と同じように、定期的に見直すことが大切です。

見直すというのは、保険を変更するだけでなく、契約内容を確認することも含みます。自分がどんな保障を受けられるのか、しっかりと理解しておくことが必要なのです。生命保険会社は、新しい商品を開発したり、商品を改善したりしています。その結果、以前は保障されなかった病気も、保障の対象になっていることがあります。

 

生命保険は、加入時の年齢に応じて保険料が決まります。

年齢が高くなると保険料も高くなりますし、病気になると生命保険に加入できない場合もあります。そのため、保険を変更するのは、なかなか難しいとも言えます。 それでも、保険会社によっては保険を変更することで、保険料が安くなったり、保障が充実したりすることがあります。また、最近では引受緩和型の保険もあります。

 

特に、加入してから10年以上たっている方は、見直しを検討してみてください。

まずは、契約内容を確かめることから始めましょう。

保険料の無駄をなくすため重要事項説明を確認しよう

◾️保険料の無駄をなくすため重要事項説明を確認しよう

 

損害保険には、自動車保険や火災保険、傷害保険などがありますが、加入する前には重要事項説明書をよく読むことが大切です。なぜなら、重要事項説明書には「複数のご契約があるお客さまへ」という項目があり、補償の重複に関する注意喚起情報が記載されているからです。  

 

補償の重複とは、同じ事故に対して、複数の保険から同じような補償を受けることです。これは、保険料の無駄遣いになるだけでなく、保険金の支払いにも影響する可能性があります。

 

  特に、以下のような特約は重複しやすいので注意が必要です。(保険会社によっては、基本プランに含まれている場合もあります)  

 

・個人賠償責任特約

・弁護士費用特約 など

 

重要事項説明書には、これらの特約の重複について詳しく説明されていますので、必ず目を通してください。   また、「被保険者の範囲」「補償内容」などは、保険の種類や保険会社によって異なりますので、パンフレットや保険約款も併せて確認し、自分に合った保険を選ぶようにしましょう。