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自動車保険の多数割引制度の特徴とメリット

◾️自動車保険の多数割引制度の特徴とメリット

 

自動車保険の多数割引とは、複数の車を同じ保険会社で契約することで保険料が安くなる制度です。多数割引には、『ノンフリート多数割引』と『フリート多数割引』の2種類があります。この記事では、それぞれの特徴やメリット、デメリットを紹介します。

 

『ノンフリート多数割引』とは、2台以上の車を1つの保険証券で契約する場合に適用される割引です。記名被保険者は、保険契約者、その配偶者、または同居の親族であればOKです。台数に応じて、3%から6%の割引率が適用されます1。ノンフリート多数割引のメリットは、保険料が安くなるだけでなく、保険証券や更新手続きが1つで済むことです。デメリットは、同じ保険会社で契約しなければならないことや、契約期間中の台数の増減によって割引率が変わらないことです。

 

『フリート多数割引』とは、10台以上の車を1つの保険証券で契約する場合に適用される割引です。記名被保険者は、保険契約者であれば誰でもOKです。一律で5%の割引率が適用されます2。フリート多数割引のメリットは、保険料が安くなることや、記名被保険者の制限がないことです。デメリットは、10台以上の車を所有していることが条件であることや、同じ保険会社で契約しなければならないことです。

 

多数割引は、複数の車を持っている方にとってお得な制度ですが、必ずしも最安値の保険料になるとは限りません。保険会社によって、補償内容やサービス、割引制度などが異なりますので、自分のニーズに合った保険を選ぶことが大切です。自動車保険の比較は、[一括見積もりサービス]などを利用すると便利です。自分の条件に合った保険会社やプランを簡単に探すことができます。多数割引だけでなく、他の割引制度やキャンペーンもチェックして、自動車保険の見直しをしてみましょう。